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とあるエンジニアの雑記帳

iPhone5の購入をためらう理由

2012年9月12日にiPhone5が発表されました。
iPhone3GS,iPhone4,iPhone4Sと発売ごとに予約して買い替えてきましたが、今のところは購入を見送ろうかと考えています。
購入をためらう理由ということで、まとめてみました。

残債を無視してアップグレードするほどのメリットを感じない

iPhone4SからiPhone5へのアップグレードが利のあるものであれば、iPhone4Sの残債が残っていても契約するでしょう。しかし、今回のiPhone5はiPhone4Sからのアップグレードメリットほどのメリットを感じることができません。
画面が大きくなったことと、LTEに対応したことは大きなバージョンアップ項目ですが、画面が大きくなったことはキラーアプリとなるiPhone5専用アプリが出ない限りはメリットとして感じにくい点です。また、LTE対応については対応と引き換えに通信料金が上がり、データ量にも上限はないものの一定値をで制限が設けられたため、メリットよりもデメリットを大きく感じるものとなりました。

ランニングコストが割高になった

iPhone4Sは契約後2年間ではあるもののパケット定額(ISフラット)の費用は4,980円/月です。しかし、iPhone5のパケット定額(LTEフラット)は5,460円/月になります。
テザリング目的での利用であれば大した金額ではないかもしれませんが、後述のデータ量制限を考えると、このランニングコストの差は気になるところです。

データ量に制限がある

au版iPhone5の場合、1ヶ月あたりのデータ通信量が7GBを超えると、当月の通信速度が128Kbpsに速度制限されるという問題があります。詳細は、「au版iPhone5でテザリングを検討する前に考えるべきこと - 旅モバ。」に書きましたので、そちらをご参照ください。
「エクストラオプション」(オプション料2,626円/2GB)を契約することで、データ通信量を7GB→9GBに上限を増やすことはできますが、それならば別途WiMAXイーモバイル等のデータ通信サービスを契約した方が良いと思います。
また、懸念すべき点は、iPhoneとテザリングのデータ通信量が共有であるため、テザリングで上限まで使ってしまった場合、iPhoneの通信速度にも影響してしまう可能性があるということです。帯域制限がかかったiPhoneがメインで利用している端末の場合は悲惨です。
参考:料金・割引 | iPhone 5 | au

新しいiPod Touchが魅力的

CPUが1世代前のA5、カメラの解像度がやや劣る、GPSが付いていないなどという欠点はあるものの、ディスプレイの解像度はiPhone5と同じ。テザリング可能なスマホやモバイルルータがあれば外でもインターネットに繋がる。そして、本体の価格も安い。であれば、新しいiPod Touchで良いんじゃないかと思えてきます。
新しいiPod TouchについてはAmazonで第5世代iPod Touchが予約可能 - 旅モバ。に書きましたので、そちらをご参照ください。