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とあるエンジニアの雑記帳

iTunes Storeで購入した楽曲をもっと効率的に

iTunesの良い点は、CD-R/RWへの楽曲のバックアップが行える点です。しかし、音楽CD(CD-DA)としてのバックアップにしか対応しておらず(MP3やAACでバックアップできない)、楽曲数が多くなるにつれて必要となるCD-R/RWメディアが増える欠点があります。また、CD-R/RWの書き込みは遅いので、楽曲数が多いと必要なCDの枚数に比例してバックアップに時間が掛かるという欠点もあります。

かつては、QTFairUseというソフトウェアにてプロテクトの解除されたAACファイルをバックアップすることが出来ました。しかし、現在公開されているiTunesでは対策が施されており、QTFairUseを使ったバックアップは行えなくなっています。このため、前述の通り音楽CDとしてのバックアップで対応せざるを得ない状況です。


現状における解決策としてはいくつかありますが、最もスマートな解決策は仮想CD-R/RWを作ってしまうことです。対応しているソフトウェアとして、海外ですがVitrual CDというソフトウェアがあります。(国内にも同名のソフトウェアがありますが、別物です)本ソフトは、仮想CD-RW/DVD-RWドライブを利用するためのソフトです。価格は日本円で4,000円前後です。Windows Vista x64版にも対応していますので、x64環境な方も安心して使うことができます。
Virtual CD - Virtualize All of Your Optical Media

一般的に仮想CDドライブといえば、DaemonToolsやMagicISO等があります。いずれもCD-ROM/DVD-ROMドライブの仮想化に対応していますが、CD-RW/DVD-RWドライブの仮想化には対応していません。このソフトは、DaemonToolsやMagicISOが対応していない、CD-RW/DVD-RWドライブの仮想化に対応したソフトウェアです。本ソフトを利用することで、CD-R/RWメディアを用意することなくiTunesの楽曲のバックアップが行えるようになりますので、手間・コストの面では非常に有効です。


そのほか、DVDneXtCOPY iTurnsというソフトウェアでも仮想CD-Rドライブが作成出来るようです。
詳細は以下より。
DVDneXtCOPYの仮想ドライブで著作権保護を合法的に除去 | 教えて君.net